IPO新規公開株式の話題ではなくて恐縮ですが、投資信託の売買報告になります。


11月14日(月)(営業日ベース)に投資信託を解約しました。(約定日:11月15日、受渡日:11月22日)

解約したのは、「JPMグローバル医療関連株式ファンド」になります。

いっしょがチカラ

             ( ファンドを解約した金融機関は千葉銀行 )


昨年2015年の8月から9月にかけて購入したファンドですが、

パフォーマンスが相当に悪化しており、同じカテゴリの他のファンドよりも相対的に劣ることや、

今後のパフォーマンスの回復についても、私の分析では見込み難いことから、

保有する口数の大部分を解約してロスカットする判断に至りました。


このファンドを解約した理由としては、

1.ファンド個別要因

購入時点では、ヘルスケア銘柄の高配当によって下方硬直性を期待していましたが、

昨年2015年9月の購入以降の期間で、キャピタルゲインを狙ったバイオベンチャーセクターへの

ウェイトアップが裏目に出た挙句、高配当のインカムゲインによる収益力も失う結果に。

テーマ型のアクティブファンドであっても、テーマとしているセクターに幅がある場合、

より偏った投資対象からのさらなるパフォーマンス劣後に伴うアクティブリスクが顕在化した

典型的なケースに陥った印象です。


コスト的にも信託報酬が約1.8%で高いことは購入前から承知していましたが、

その他管理費用も含めると2%前後に達し、ランニングコストも宜しくないものと判断しました。



2.マーケット要因

このファンドのベンチマークとして、個人的には米国ETFの「IXJ」と「IBB」をモニタリングしていますが、

11月11日の終値ベースで、 IXJ : 99.29ドル   IBB : 288.0ドル

両ETFとも米市場の株価上昇に伴って大幅に回復しており、テクニカル的には短期でのほぼ上限に到達。

(但し、このファンドの基準価格算定に用いる組入れ株式の時価は、各営業日の寄り付き値を使用)


また為替相場も、ドル/円については11月14日(月)の15時直前のタイミングで、

107円60銭となっており、足元では急速に円安ドル高が進展して好都合。

翌日の約定日にはさらなる円安ドル高も期待できることから解約を発注。

(但し、このファンドの組入れ通貨は米ドル以外にもポンド等の他の通貨もあり)


結果的には、約25%の実現損失となりましたが、約1ヶ月前には30%以上の評価損失でしたので、

5%程度のリカバリーしたところでのロスカットとなりました。


以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。

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