損害保険大手グループの「MS&ADインシュアランスグループホールディングス」の
個人向け社債が発行されます。
「第3回利払繰延条項・劣後特約及び期限前償還条項付無担保社債」です。
期間 : 30年
利率 : 当初10年間 : 1.18%
: 2027年1月31日の 翌日以降 ( 6ヵ月ユーロ円ライボー + 1.92 )%
格付け : A+(JCR) 単位 : 100万円
発行日 : 2017年1月31日 償還日 : 2047年1月31日
( 期限前償還日 : 2027年1月31日、及び以降の各利払日 )
但し、利払繰延条項と劣後特約付
2016年8月の損保ジャパン日本興亜に続いて、
大手損害保険会社が、国内の個人投資家向けに発行する劣後債は2例目になります。
今回も、現在のような極めて異常な超低金利を前提とした起債環境が生み出したプロダクトと
言えるかもしれません。
損保ジャパン日本興亜の個人向け劣後債発行に関する過去記事もありますので、
「利率」や「格付け」の比較でお役に立てば幸いです。
特に「格付け」については、同じJCRの格付けでありながら、ワンノッチの差が付いています。
「利率」にも、数値としてこの差が反映されています。
余談ですが、以前、サラリーマンをしていた頃、某損害保険会社に対して、
「米ドル建ての海外機関投資家向け劣後債発行」の提案書の作成を、
他部署及び直属上司から丸投げされたことがありました。
当時は「こんな提案書作成のキャリアは何の役にも立たないと思いましたが」、
やはり現在まで全くの無価値なキャリアであり時間の無駄となっています。
せめて、このサイトを読んで下さっている方への情報提供として、
ひと役かっていれば良いと思っています。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
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「第3回利払繰延条項・劣後特約及び期限前償還条項付無担保社債」です。
期間 : 30年
利率 : 当初10年間 : 1.18%
: 2027年1月31日の 翌日以降 ( 6ヵ月ユーロ円ライボー + 1.92 )%
格付け : A+(JCR) 単位 : 100万円
発行日 : 2017年1月31日 償還日 : 2047年1月31日
( 期限前償還日 : 2027年1月31日、及び以降の各利払日 )
但し、利払繰延条項と劣後特約付
2016年8月の損保ジャパン日本興亜に続いて、
大手損害保険会社が、国内の個人投資家向けに発行する劣後債は2例目になります。
今回も、現在のような極めて異常な超低金利を前提とした起債環境が生み出したプロダクトと
言えるかもしれません。
損保ジャパン日本興亜の個人向け劣後債発行に関する過去記事もありますので、
「利率」や「格付け」の比較でお役に立てば幸いです。
特に「格付け」については、同じJCRの格付けでありながら、ワンノッチの差が付いています。
「利率」にも、数値としてこの差が反映されています。
余談ですが、以前、サラリーマンをしていた頃、某損害保険会社に対して、
「米ドル建ての海外機関投資家向け劣後債発行」の提案書の作成を、
他部署及び直属上司から丸投げされたことがありました。
当時は「こんな提案書作成のキャリアは何の役にも立たないと思いましたが」、
やはり現在まで全くの無価値なキャリアであり時間の無駄となっています。
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