金融グループ大手のみずほフィナンシャルグループの個人向け社債が発行されます。
「第10回無担保社債」と「第11回期限前償還条項付無担保社債」になります。
前回2016年6月に発行された第9回債はシングルボンドでしたが、今回は2本立て債になります。
( 第10回無担保社債 )
期間 : 10年
利率 : 0.65%
格付け : A+(R&I & JCR) 単位 : 100万円
受渡日 : 2017年1月26日 償還日 : 2027年1月26日
但し、実質破綻時免除特約と劣後特約付
早期償還条項のないプレーン債ですので、投資家サイドとしては、
10年間ホールドすることが可能な長期余裕資金での申込が妥当であると思われます。
( 第11回期限前償還条項付無担保社債 )
期間 : 10年
利率 : 当初5年間 : 0.50%
後半5年間 : ( 5年物円スワップレートのミッド・レート + 0.43 )%
格付け : A+( R&I & JCR ) 単位:100万円
受渡日 : 2017年1月26日
償還日 : 2027年1月26日 ( 期限前償還可能日 : 2022年1月26日 )
但し、実質破綻時免除特約と劣後特約付
以前にも記載した通りになりますが、
劣後債のためハイブリッド証券として発行額の一定割合を自己資本にカウントすることが可能なため、
2008年のリーマンショック当時には、メガバンクを含めて多くの金融機関が今回と同様の劣後債の
発行に傾いた経緯があります。
起債後、経年により自己資本にカウントされる部分の割合が年々減少することから、
期限前償還条項を付けることで、自己資本としての役割を終えた時点での償還を目論んでいる
可能性もありますので、今回の起債でもそのシナリオになる公算は有り得ます。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
( スポンサーリンク )
「第10回無担保社債」と「第11回期限前償還条項付無担保社債」になります。
前回2016年6月に発行された第9回債はシングルボンドでしたが、今回は2本立て債になります。
( 第10回無担保社債 )
期間 : 10年
利率 : 0.65%
格付け : A+(R&I & JCR) 単位 : 100万円
受渡日 : 2017年1月26日 償還日 : 2027年1月26日
但し、実質破綻時免除特約と劣後特約付
早期償還条項のないプレーン債ですので、投資家サイドとしては、
10年間ホールドすることが可能な長期余裕資金での申込が妥当であると思われます。
( 第11回期限前償還条項付無担保社債 )
期間 : 10年
利率 : 当初5年間 : 0.50%
後半5年間 : ( 5年物円スワップレートのミッド・レート + 0.43 )%
格付け : A+( R&I & JCR ) 単位:100万円
受渡日 : 2017年1月26日
償還日 : 2027年1月26日 ( 期限前償還可能日 : 2022年1月26日 )
但し、実質破綻時免除特約と劣後特約付
以前にも記載した通りになりますが、
劣後債のためハイブリッド証券として発行額の一定割合を自己資本にカウントすることが可能なため、
2008年のリーマンショック当時には、メガバンクを含めて多くの金融機関が今回と同様の劣後債の
発行に傾いた経緯があります。
起債後、経年により自己資本にカウントされる部分の割合が年々減少することから、
期限前償還条項を付けることで、自己資本としての役割を終えた時点での償還を目論んでいる
可能性もありますので、今回の起債でもそのシナリオになる公算は有り得ます。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
( スポンサーリンク )